電気圧力鍋は、容量の大きさだけで選ぶと「家族分が入らない」「本体が重くて動かしにくい」「メニューを使いこなせない」といった失敗につながります。
この記事では、少量調理に向く軽量モデルから、画面で手順を確認できるモデル、6人分に対応する大容量モデルまで、役割の異なる5機種を比較します。
最初に一度に作る量を決め、次に操作方法、圧力、置き場所、お手入れを比べると、暮らしに合う一台を選びやすくなります。
容量や圧力方式から整理したい方は、電気圧力鍋の種類と選び方も参考にしてください。
電気圧力鍋おすすめ5選の結論
| こんな人に | おすすめ機種 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 一~二人分を軽い本体で作る | Re・De EPC01A-20 | 調理容量1.2L、約2.8kg、奥行22.2cm |
| 食材に合わせて圧力を変える | 東芝 RCP-30R | 1.8気圧と1.4気圧、調理容量2.0L |
| 家族分を基本機能で作る | パナソニック NF-PC400-K | 調理容量2.6L、自動メニュー20種類 |
| 画面を見ながら料理を進める | ティファール CY8768JP | 250レシピ内蔵、材料・手順を画面表示 |
| 大容量で2品を同時に作る | シロカ SP-MC5D151 | 調理容量3.2L、最大6人分、2品同時調理 |
順位を一律につけた一覧ではありません。少量調理、圧力の使い分け、画面案内、大容量では適した機種が異なります。
毎週作る料理と置き場所を想像し、自分が使い続けやすい役割から選びましょう。
おすすめ5機種を比較
| 比較項目 | EPC01A-20 | RCP-30R | NF-PC400-K | CY8768JP | SP-MC5D151 |
|---|---|---|---|---|---|
| 満水容量 | 2.0L | 3.0L | 3.9L | 3.0L | 5.0L |
| 調理容量 | 1.2L | 2.0L | 2.6L | 3.0L | 3.2L |
| 圧力 | 最大83kPa | 1.8気圧/1.4気圧 | 70kPa | 70kPa | 最大100kPa 50~100kPa |
| 自動メニュー・レシピ | 8メニュー | 10メニュー 50レシピ |
20メニュー | 250レシピ | 88メニュー |
| 主な特徴 | 軽量・薄型 | 2段階圧力 | 基本機能のバランス | 画面で手順案内 | 2品同時調理・音声案内 |
| 消費電力 | 600W | 700W | 800W | 900W | 1200W |
| 本体サイズ | 幅28.8×奥行22.2×高さ24.4cm | 幅28.2×奥行26.6×高さ27.5cm | 幅34.0×奥行27.4×高さ26.2cm | 幅32.4×奥行31.4×高さ26.8cm | 幅27.5×奥行34.4×高さ28.7cm |
| 質量 | 約2.8kg | 約4.0kg | 約4.2kg | 約4.8kg | 約5.5kg |
満水容量と調理容量は別の数字です。
実際に圧力調理へ使える量は調理容量を基準にし、豆類や麺類など膨らむ食材は取扱説明書に記載された上限を守ってください。
一~二人分を軽い本体で作る:Re・De Pot EPC01A-20
- EPC01A-20は、満水容量2.0L、調理容量1.2Lの小型モデルです。本体は約2.8kg、奥行22.2cmで、今回の5機種では最も軽く奥行も短くなっています。
- 最大83kPaの圧力調理に加え、40~100℃の温度調理に対応します。自動メニューは8種類で、機能を絞って使いたい方にも分かりやすい構成です。
少量のカレー、煮物、スープを作り、使ったあとに本体を動かしたい方へ向きます。
白米はメーカーの目安で最大4合ですが、圧力調理へ使える容量は1.2Lです。家族分のおかずをまとめて作る場合は、2.6L以上の機種が扱いやすいでしょう。
8種類の自動メニュー以外は、時間や温度を自分で設定して使います。多数のレシピを本体から選びたい方より、基本操作を覚えて同じ料理を繰り返す方に適しています。
音声案内付きの小型機との違いは、シロカ SP-MC2D151とRe・De EPC01A-20の比較で詳しく確認できます。
食材に合わせて圧力を変える:東芝 RCP-30R
- RCP-30Rは、満水容量3.0L、調理容量2.0Lの中型モデルです。1.8気圧と1.4気圧の2段階を使い分けられます。
- 1台8役で、圧力調理、煮込み、無水、低温、炊飯などに対応。自動メニュー10種類と50レシピを備えています。
肉や豆は高圧でやわらかく、魚や野菜は低圧で形を残すなど、料理に合わせて圧力を選びたい方に向きます。
自動メニューでは料理名から設定できるため、毎回圧力を判断する必要はありません。慣れてから手動調理へ広げられます。
幅28.2cm、奥行26.6cmで、横幅と奥行のバランスを取りやすい形です。電源コードは約1.0mなので、コンセントまで無理なく届く定位置を先に決めてください。
同じ2.0Lクラスとの違いは、ティファール CY3511JPと東芝 RCP-30Rの比較で整理しています。
家族分を基本機能で作る:パナソニック NF-PC400-K
- NF-PC400-Kは、満水容量3.9L、調理容量2.6Lの家族向けモデルです。白米は2~5合、玄米は2~4合に対応します。
- 自動メニューは20種類。圧力、煮込み、無水、低温、蒸し、炊飯を一台にまとめています。
レシピ数の多さより、日常で使う調理方法と家族分の容量を重視する方へ向きます。
予約は対応メニューのみ3~15時間後、保温も対応メニューのみ最長3時間です。すべての料理を朝にセットして夜まで保温できるわけではありません。
本体は幅34.0cmで、今回の5機種では横幅が最も広い形です。奥行は27.4cmに収まるため、横長の調理台で手前の作業スペースを残したい場合に検討できます。約4.2kgあるので、出し入れより常設が使いやすいでしょう。
自動メニュー90種類の機種との違いは、パナソニック NF-PC400とアイリスオーヤマ PMPC-MA4の比較で確認できます。
画面を見ながら料理を進める:ティファール CY8768JP
- CY8768JPは、満水容量・調理容量ともに3.0Lで、2~4人分を目安とするモデルです。250種類のレシピを内蔵しています。
- 画面で人数や材料を選び、調理手順を順番に確認できます。圧力調理後は蒸気を自動排出するため、排気操作を本体へ任せられます。
献立を決めてから設定するより、本体のレシピを見ながら作る料理を選びたい方に向きます。
圧力調理、煮込み、蒸し、炒め、低温調理などに対応し、最大15時間の予約も利用できます。
本体は幅32.4×奥行31.4cm、約4.8kgです。ふたを開ける上方の空間、蒸気を逃がす空間、操作画面を見る位置まで含めて設置場所を決めましょう。内蔵レシピをあまり使わない方には、機能が過剰になる場合があります。
大容量のシロカとの違いは、ティファール CY8768JPとシロカ SP-MC5D151の比較で詳しく紹介しています。
大容量で2品を同時に作る:シロカ SP-MC5D151
- SP-MC5D151は、満水容量5.0L、調理容量3.2L、最大6人分に対応する大容量モデルです。
- 88種類の自動メニュー、音声案内、自動減圧を搭載。付属の二段調理ラックを使い、主菜と副菜など2品を同時に調理できます。
家族分をまとめて作りたい方や、一台で献立を組み立てたい方に向きます。
圧力は50~100kPaを5kPa単位で設定でき、料理に合わせて細かく調整できます。操作に迷ったときは音声案内で次の手順を確認できます。
本体は約5.5kg、消費電力は1200Wです。内なべへ食材と水を入れるとさらに重くなるため、調理台への常設を前提に置き場所を測りましょう。ほかの高出力家電と同じ回路で同時に使わないよう、電源環境も確認してください。
画面案内型との違いは、ティファール CY8768JPとシロカ SP-MC5D151の比較で確認できます。
5機種を選んだ基準
Amazonと楽天市場で新品を購入できる
メーカー公式で現行仕様を確認でき、Amazonと楽天市場の両方で新品販売を確認できる機種を選びました。
価格、在庫、送料、ポイント、販売元は変動します。注文前に型番、色、商品状態、国内向け保証の有無を販売画面で確認してください。
容量と役割が重ならない
調理容量1.2Lから3.2Lまでをそろえ、少量調理、2段階圧力、家族向けの基本機能、画面案内、2品同時調理という役割を分けました。
自動メニューの数だけで優劣は決まりません。
よく作る料理が含まれるか、手動設定を使いやすいかまで確認しています。
設置と手入れを続けられる
電気圧力鍋は、ふたを開ける空間と蒸気を逃がす空間が必要です。軽い機種は出し入れしやすく、大きい機種は常設場所を確保した方が使いやすくなります。
内なべだけでなく、ふた、パッキン、蒸気口、水受けなど、毎回洗う部品も選定時に確認しました。
購入前に確認したいポイント
満水容量ではなく調理容量を見る
圧力調理へ使える量は、満水容量より少なくなります。
一~二人分なら1.2~2.0L、三~四人分や作り置きなら2.6~3.0L、家族分をまとめて作るなら3.2Lを目安にしてください。
ただし、豆、麺、練り物、油分の多い料理などは、食材ごとに上限や禁止事項があります。内なべの目盛りと公式レシピを優先し、自己流で量を増やさないことが大切です。
調理時間は加圧時間だけではない
表示される加圧時間の前後に、圧力を上げる時間と下げる時間が必要です。容量、食材、水温によって総調理時間は変わります。
帰宅後すぐに食べたい場合は、予約できるメニューと予約可能時間を確認してください。
生ものを長時間入れたままにできない料理もあるため、取扱説明書の予約条件を守りましょう。
蒸気・ふた・電源の空間を確保する
棚の中や壁際へ詰めて置くと、蒸気や熱がこもる場合があります。ふたを開けた高さ、蒸気口の方向、コードの長さまで測ってください。
消費電力は600~1200Wです。延長コードやたこ足配線を避け、取扱説明書に従って壁のコンセントから給電します。
洗う部品を先に確認する
内なべは毎回洗います。ふたやパッキン、ノズル、水受けも、汚れやにおいが残らないよう定期的な手入れが必要です。
部品の外し方が分かりにくいと、便利な自動メニューがあっても使用頻度が下がります。
購入前に公式の取扱説明書を開き、分解と取り付けの手順を確認しておくと安心です。
価格・在庫を確認する
以下の型番で新品商品を確認してください。
同じシリーズの容量違い、色違い、セット品、中古品が混ざる場合があります。注文画面で型番と商品状態を照合しましょう。
Re・De 電気圧力鍋 EPC01A-20の価格と在庫
東芝 電気圧力鍋 RCP-30Rの価格と在庫
パナソニック 電気圧力鍋 NF-PC400-Kの価格と在庫
ティファール 電気圧力鍋 CY8768JPの価格と在庫
シロカ 電気圧力鍋 SP-MC5D151の価格と在庫
価格・在庫について
価格、在庫、送料、ポイント、配送条件、付属品は販売店や時期によって変わります。購入前に販売ページの表示を確認してください。
よくある質問
一人暮らしには何Lが使いやすいですか?
一~二食分の煮物やスープを作るなら、調理容量1.2~2.0Lが扱いやすい目安です。作り置きや炊飯にも使う場合は2.0L以上を検討してください。
自動メニューは多いほど便利ですか?
よく作る料理が登録されていれば便利です。使わない料理が多い場合は、メニュー数より、圧力、煮込み、低温、炊飯など必要な調理方法がそろっているかを優先しましょう。
画面案内と音声案内はどちらがよいですか?
材料や手順を見ながら進めたい方はCY8768JP、少し離れた位置でも次の操作を聞きたい方はSP-MC5D151が候補です。案内を使わず自分で設定したい方は、RCP-30RやNF-PC400-Kも比較してください。
電気圧力鍋は炊飯器の代わりになりますか?
各機種に炊飯機能があります。ただし炊飯量、予約、保温時間、炊き分けは炊飯器と異なります。毎日炊飯する場合は、必要な合数と保温時間を確認してから兼用してください。
まとめ:量・操作・置き場所で選ぶ
- 一~二人分を軽い本体で作るならEPC01A-20、食材に合わせて圧力を変えるならRCP-30Rが候補です。
- 家族分を基本機能で作るならNF-PC400-K、画面を見ながら料理を進めるならCY8768JPが向きます。
- 最大6人分と2品同時調理を重視するならSP-MC5D151を検討してください。
最後に調理容量、ふたを開ける空間、蒸気の向き、洗う部品を確認し、無理なく繰り返し使える一台を選びましょう。